さぼってんだログ 常時ネタバレ

今のところ、和製RPGのシステムについて本気出して考えてみている。ネタバレに配慮していません。

ぼくのかんがえたファイナルファンタジーの幻獣の仕組み その2

ネタバレに配慮しません。イヤンな人はお引き取りくださいませ。

 金太郎の絵本を読むと、紙とインクという物理的存在にのっかった金太郎のイメージは、電気信号として読者の脳内に流れ込むわけです。デカルトの心身二元論は、人間という存在をすべて物理的観点で解釈しようとしたんだけど「心」が説明しきれなかったところから発生したもんかなと思うけど、それから長い時を経て、「心」を電気信号で説明できないかという野望に至った気がするのね。脳波とか心電図とか嘘発見器とか多分そういう試み。
 FFの魔法は大きくは「通常魔法」と「幻獣召喚」に分けられるというのはデカルト風味なのかなって思う。
 サンダ系の魔法なら、実際に物理的に雷落としてるんでしょう。
 だけど電撃系召喚獣を呼んで雷落とさせるってなると、実際に落とす必要あるのかね?やむなく手足を切断した人が、存在しない指の痛みを感じたりする事あるよね、幻肢痛。必ずしも物理的に痛めつけなくても、脳内に電気信号さえ送ることができれば、痛みを感じる神経を攻撃して痛がらせることもできるのでは。脳が「あ、俺死んだ」と思い込めば本当に死んじゃうみたいな。
幻獣呼ぶと派手なアクションで破壊の限りを尽くしてくれるけど、攻撃終われば跡形もなく帰ってしまう。あれ脳がそう認識してるだけで実在はしてないんじゃ。ぼくのかんがえた幻獣のしくみは何かそんなようなもの。

参考:リスト::FFの召喚獣